年次更新処理によって年額通学費が正しく持ち越されないケースがある

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1 ヶ月 1 週間 前 - 1 ヶ月 1 週間 前 #245 : P-SPACE サポート
年次更新処理中に児童生徒の年額通学費(=通学費本人費として計上した経費使用額合計)を児童生徒に相当する世帯員データの「年額通学費」に持ち越す処理に不具合が見つかりました。

「前年度データファイル」における児童生徒の世帯構成員としてのデータにおいて「特支教育」にチェックが入っていない場合に、年額通学費を持ち越してよいケースにもかかわらず年額通学費が持ち越されない状況が生じます。

例えば、前年度に「中学部1年生」として入学した児童は、その前年末日において「小学部」「6年生」相当であるはずです。
その時に「特別支援教育を受けていない」場合(例えば小学校の普通学級に在籍していた場合)には「特支教育」欄にチェックが入っていません(チェックを入れてはいけません)。

この例の児童は今年度版の就学奨励費ソフトウェアの年次更新処理によって「中学部2年生」となりますが、本不具合によって、本来は年額通学費を持ち越してよいケースにもかかわらず、前年度に使用した年額通学費がその児童生徒の世帯構成員としての「年額通学費」に反映されず、0になってしまいます。

同様に、例えば前年度に「中学部2年生」として中学校の普通学級から転入してきた生徒の場合、前年度のデータファイルにおいてその世帯構成員のデータの「特支教育」欄にチェックが入っていません(チェックを入れてはいけません)。
そのために、本不具合によって本来は年額通学費を持ち越してよいケースにもかかわらず、前年度に使用した年額通学費がその生徒の世帯構成員としての「年額通学費」に反映されず、0になってしまいます。

本不具合は次回の更新プログラムにて修正いたします。
しかしながら、多くの学校では既に年次更新処理を終え、世帯構成員の税情報等の入力作業が終わっているものと思います。

次回の更新プログラムを適用していただいたのちに年次更新処理を行うと、この不具合状況を修正して正しく「年額通学費」が持ち越されている今年度のデータファイルが新たに作成されますが、そのファイルには今年度の新入生のデータや税情報などは入っていない状態ですので、そこから再度、入力しなおしていただくのは大変な時間がかかるものと思います。

つきましてはご多忙のところ恐れ入りますが、本不具合の影響によって年額通学費が持ち越されていない児童生徒の世帯構成員データの「年額通学費」は、前年度のデータファイル(前年度版プログラム)をもとに集計し、「年額通学費」欄に手入力にて直接入力していただきますようお願いいたします。

※前年度版プログラムを起動し、本不具合の影響を受けている児童生徒の詳細画面から「補助簿」の帳票「支給額計算書(費目別)」を出力していただくと「通学費本人」シートに経費使用額をご確認いただけます。

ご不便をおかけしまして申し訳ありません。どうぞよろしくご理解とご協力を重ねてお願いいたします。
最終編集: 1 ヶ月 1 週間 前 by P-SPACE サポート

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1 ヶ月 5 日 前 #251 : P-SPACE サポート
この不具合につきましては Ver. 3.1.0.6にて修正を施しました。
Ver. 3.1.0.6 よりも古いバージョンのプログラムをお使いの場合は、Ver. 3.1.0.6以降のセットアッププログラムをダウンロードし、上書きインストールを行ってください。

ご参考)
就学奨励費ソフトウェア バージョンアップの方法

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