「状況履歴」画面で「支給区分」に『一部辞退』が表示されない

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1 年 4 ヶ月 前 #61 : 京都市立白河総合支援学校
児童生徒登録画面にて、「状況履歴」タブの状況履歴レコードをダブルクリックして開く「状況履歴」画面にて、
「支給区分」のドロップダウンリストで『一部辞退』が表示されないです。
違和感があるのですが、これは選択できない仕様でしょうか?
 

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1 年 4 ヶ月 前 - 1 年 4 ヶ月 前 #62 : P-SPACE サポート
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児童生徒登録画面にて、「状況履歴」タブの状況履歴レコードをダブルクリックして開く「状況履歴」画面にて、
「支給区分」のドロップダウンリストで『一部辞退』が表示されないです。
違和感があるのですが、これは選択できない仕様でしょうか?

はい、これは仕様によるものです。(あえて「一部辞退」が表示されないようにプログラムされています。)
選択肢に「辞退」があるのに「一部辞退」がないので、奇妙な感じがしますね。

状況履歴は当該児童生徒に対する支給額を計算する際に参照されます。
状況履歴の「支弁区分」の選択肢に(「辞退」があるのに)「一部辞退」がない理由は『一部辞退=3段階』だからです。
状況履歴の「支弁区分」の選択肢の「辞退」は「支給してはならない」状態にあることを示すための選択肢です。

就学奨励費ソフトウェアでは「一部辞退」は世帯の状態の一つとして、「辞退 / 要保護」欄で指定することとなっています。
 

ある世帯の「辞退 / 要保護」欄の値が「一部辞退」となっている場合、
就学奨励費ソフトウェアは『「世帯の収入額が令第2条第3号(収入額が需要額の2.5 倍以上の場合)に該当すると自ら認め、就学奨励費の給付の負担金等の全部又は一部の給付を辞退する児童等の保護者等」』に相当するものと考え、『世帯の支弁区分』は無条件に「支弁区分3」として扱います。

※しかし一部辞退の世帯の『世帯の支弁区分』を「支弁区分3」と表示することにすると、
支弁区分計算の結果「支弁区分3」なのか、それとも一部辞退したから「支弁区分3」なのか区別がつかなくなってしまうので、一部辞退の世帯の『世帯の支弁区分』は「一部辞退」と表記されるようになっています。
 

ここで『世帯の支弁区分』と書きましたが、就学奨励費ソフトウェアでは『世帯の支弁区分』と『児童生徒の支弁区分』は区別して取り扱います。

たとえば『世帯の支弁区分は「1段階」だけれども、兄は施設生で措置費を受給しているので「1段階ではない」扱いとなり、弟は通学生で「1段階」扱い」』
などのケースが考えられるからです。

『児童生徒の支弁区分』はその児童生徒の支給計算の際に直接参照されます。
このとき、就学奨励費ソフトウェアにとっては世帯の辞退状況が「一部辞退」であることは無関心であり、『児童生徒の支弁区分』が「3段階」であるという情報が必要となります。

一方、世帯が奨励費を「辞退」する場合、『児童生徒の支弁区分』は「辞退」(=支給しない)となります。
この場合、児童生徒の支給額計算にあたって「辞退」であることは必要な情報となります。

少々ややこしく紛らわしいですが、以上が「一部辞退」の選択肢がなく、「辞退」の選択肢がある理由となります。

世帯の辞退状況が年度途中に「ある時から一部辞退に変わる」という状況は考えづらいですが、もしもそのようなケースがあって、これに伴って児童生徒の状況履歴を編集する必要がある場合は、状況履歴の編集画面において「支弁区分3」を選択してください。
最終編集: 1 年 4 ヶ月 前 by P-SPACE サポート 理由: 読みやすさ改善のために改行を調整
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