導入時支援
基礎データ 取り込み機能
就学奨励費ソフトウェア所定のExcelファイル(基礎データ取り込みシート)に児童生徒や世帯、世帯構成員等の一覧を作成することによって、その内容を「就学奨励費ソフトウェアのデータファイル」に取り込むことができます。
翌年度以降は「年次更新処理」機能を活用してください。
準備
準備1. 機能の追加インストール
「基礎データ 取り込み機能」を使う場合には、就学奨励費ソフトウェアのセットアップウィザードにおいて当該機能を追加インストールする必要があります。
P-SPACE 就学奨励費ソフトウェアの公式サイト (https://syusyo.p-sapce.jp) にログインし、最新バージョンのセットアッププログラムをダウンロードしてください。
ダウンロードした最新バージョンのセットアッププログラムを実行し、就学奨励費ソフトウェアを上書きインストールします。
この時、セットアップウィザードの「追加タスクの選択」ページで「基礎データ取り込み機能を有効にする」にチェックを入れてください。

準備2. 機能の有効化
就学奨励費ソフトウェアの動作設定画面において、「基礎データ 取り込み機能」を有効にします。
就学奨励費ソフトウェアを起動し、画面左側ナビゲーションの「動作設定」から「各種設定」「データファイル」タブの順にクリックしてください。
「データ移行ファイルを取り込む機能を有効にする」にチェックを入れ、「保存」してください。

取り込みシートを生成
画面左側ナビゲーションの「学校」をクリックして学校の詳細画面を表示してください。
「コード」欄に学校の識別番号(=都道府県内において学校に割り振られている「学校番号」など)を入力し、「保存」ボタンをクリックしてください。
学校の識別番号が特に定められていない場合は任意の番号を入力してください。
上図の例では「999」を入力しています。
つづいて「ツール」メニューをクリックし、「移行ファイル 取り込み」ボタンをクリックしてください。
「移行ファイル 取り込み」画面にある「基礎データ取り込みシートを新規作成」ボタンをクリックしてください。

お使いのコンピュータのExcelが起動し、「基礎データ取り込みシート」が表示されます。
Excelのメニューを用いて、お使いのコンピュータの任意の場所に任意のファイル名をつけて保存してください。
取り込みシートに基礎情報を入力
就学奨励費ソフトウェアをいったん終了させてください。
Excelを用いて、さきほど保存した「基礎データ取り込みシート」に児童生徒や世帯、世帯構成員の一覧を入力してください。
学校、児童生徒、世帯の情報については今年度当初の内容を、世帯構成員の情報は前年末日時点の内容を、それぞれ入力してください
「基礎データ取り込みシート」入力にあたって「手引き」シートや列のセルのコメントを参照してください。

学校コードの入力
「基礎データ取り込みシート」の「0.学校」シートの「コード」欄(=B2)に、先ほど就学奨励費ソフトウェアで入力した「学校コード」を入力してください。

取り込みシートを反映
「基礎データ取り込みシート」の入力が完了したら上書き保存し、その内容を就学奨励費ソフトウェアのデータファイルに取り込みます。
画面左側ナビゲーションの「学校」をクリックし、「ツール」メニューをクリックしてください。
「移行ファイル 取り込み」ボタンをクリックして表示されるウィンドウの、「取り込むデータファイル」欄の右端にある「…」ボタンをクリックして下さい。
「ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、入力を終えた「基礎データ取り込みシート」を開いてください。

「取り込むデータファイル」欄に「基礎データ取り込みシート」のファイル名が指定されていることを確認して「取り込み開始」ボタンをクリックしてください。
基礎データ取り込みシートの取り込み処理が始まります。

コンピュータ画面右下に「ファイルの内容をデータベースに反映しました」と表示されれば取り込み成功です。

画面左側ナビゲーションから「学校」をクリックして(あるいは「ホーム」メニュー、「更新」ボタンの順にクリックして)「基礎データ取り込みシート」の内容が正しく反映されていることを確認してください。
続いて「支弁区分決定」を行ってください。
参照
- ソフトウェアのセットアップ - セットアッププログラムの入手
- ソフトウェアのセットアップ - ソフトウェアのインストール
- 業務フロー 0. 年次更新処理
- 業務フロー 2. 支弁区分決定 - 区分決定