世帯員の所属世帯を変更
就学奨励費ソフトウェア上に登録されている世帯構成員を別の世帯に移動させることができます。
これによって世帯構成員(または児童生徒)が所属する世帯を分割したり統合したりすることができます。
世帯構成員の所属世帯を変更するために、児童生徒詳細画面の「世帯構成員」にある「所属世帯を変更」ボタンを使います。
通常、支給年度 開始後に世帯の分割や統合に相当する事実が生じたとしても、今年度中に世帯の分割や統合の操作を行いません。(就学奨励費ソフトウェアが管理する世帯情報は前年末日時点のものです。)
世帯の分割や統合は、年次更新処理後の世帯・世帯構成員の整理の一環として、その内容が前年末日時点での世帯・世帯構成員の状況として正しくない場合に実施します。
(支弁区分の年度途中変更に関する例外規定を適用する場合、年度途中に分割や統合の操作を行うことがあります。)
保護者等の離婚等に伴い世帯情報を分割する場合
保護者等の離婚や児童生徒の独立、児童生徒の児童生徒の施設からの退所などの理由で、世帯情報を共有している児童生徒をそれぞれ別の世帯として扱う必要が生じることがあります。
就学奨励費ソフトウェアでは、新しい世帯情報を作成し(下図1)、(児童生徒を含む)別の世帯の構成員として今後扱う世帯構成員をその新しい世帯に移動する(下図2)ことによって世帯情報を分割します。
世帯の分割手順
世帯情報を共有している児童生徒のいずれかの「世帯員」タブから、別の世帯に移動する世帯構成員を選択し、「所属世帯を変更」ボタンをクリックします。 「移動先 世帯を選択」画面が表示されます。
新たな世帯を作成して、そこへ移動する場合は「指定なし」のままにして「OK」ボタンをクリックします。
世帯員を移動した旨のメッセージが表示されたら、「保存して閉じる」ボタンをクリックして現在開いている児童生徒の画面を閉じます。
移動した児童生徒には新たな世帯が準備され、(仮の)保護者等の氏名がセットされます。
移動した児童生徒(上記の例では『東京花子』)の詳細画面を開き、「世帯」タブ、「世帯員」タブの内容を確認・編集します。
移動した世帯構成員のうち、最年長者の名前が「保護者等名」の初期値として採用されます。(上図点線)
保護者等として指定する世帯構成員の氏名などを入力してください。
移動した世帯構成員のうち、最年長者の名前が「保護者等」に選ばれます(その世帯構成員情報の「保護者等」にチェックが入り、背景に色がつきます)。
別の世帯構成員が「保護者等」に相当する場合は、その者の「保護者等」にチェックを入れ、最年長者の「保護者等」のチェックを外してください。
保護者等の再婚等に伴い2つの世帯を統合する場合
保護者等の再婚や世帯構成員の結婚等の理由で、世帯構成員(の一部、あるいは全部)を別の世帯に移動させる必要が生じることがあります。
世帯構成員(の一部、あるいは全部)を別の世帯に移動することによって、一部の世帯構成員の所属先世帯を変更したり、2つの世帯を一つに統合したりすることができます。
世帯の統合手順
一方の児童生徒詳細を開き、その「世帯構成員」タブから移動する世帯構成員を選択し、「所属世帯を変更」ボタンをクリックします。
「移動先 世帯を選択」画面が表示されます。
表示されるウィンドウから移動先世帯の「保護者等名」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
児童生徒の詳細画面が残っている場合は「閉じる」ボタンをクリックして閉じてください。
参照
- 業務フロー 1. 基礎情報の整理 世帯・世帯構成員の整理