画面操作の基礎
就学奨励費ソフトウェアの画面操作について、共通する操作を説明します。
画面全体の構成
就学奨励費ソフトウェアは主に以下の4つの領域から構成されます。
タイトルバー
画面上部の領域です。現在表示しているオブジェクト名とソフトウェア名「就学奨励費ソフトウェア」が表示されます。
右端の「閉じる」ボタンをクリックするとウィンドウが閉じます。
「リボン表示オプション」ボタンをクリックすると、リボン(メニュー)の表示に関するオプションが表示されます。
初期値として「常にリボンを表示する」オプションが選択されています。
「タブのみを表示する」を選択すると、「ファイル」「ツール」等のメニューをクリックした時のみ、リボンが表示されるようになります。
リボン(メニュー)
タイトルバー直下に表示される、各種コマンド(ボタン)を格納する領域です。
リボンタブ(上図A)をクリックすると、表示されるリボンが変わります。
表示されるボタン(上図B)は現在ビューに表示されている内容によって変わります。
以下、「ホームタブ」に格納されている、よく使われるボタンについて説明します。
ボタン | 機能 |
---|---|
ナビゲーションボタン |
画面の表示履歴を戻ったり(「前へ」ボタン)、先に進んだり(「次へ」ボタン)することができます。 |
保存ボタン |
編集内容を確定し、データファイルにその内容を保存します。 |
検証ボタン |
編集中の内容に、「必須入力項目が入力されていない」等、形式上のミスがないかどうかを調べます。 |
キャンセルボタン |
編集内容を破棄し、最後に保存された時の状態に戻します。 |
更新ボタン |
データファイルの内容を現在開いているビューに反映します。 |
ビュー設定の リセットボタン |
ビューのレイアウト(列幅やサイズ等)を初期状態にリセットします。 |
帳票出力ボタン |
現在のビューにおいて選択されている オブジェクトを対象に帳票を出力します。 色によって「支弁区分 関連」(緑)、「支給 関連」(橙)、「集計/報告 関連」(赤)、「補助簿」(青)に分類されます。 |
レコードナビゲーションボタン |
ビューにおいて表示(あるいは選択)されているオブジェクトを、それらの並び順に従って「前」または「後ろ」のオブジェクトに切り替えます。 |
ナビゲーション
画面左側にメニューを表示する領域を「ナビゲーション」と呼びます。
ナビゲーション内に表示される「項目」を「ナビゲーションアイテム」と呼びます。
ナビゲーションアイテムをクリックすると、画面右側のビューに、そのアイテムに結びつけられている内容が表示されます。
ナビゲーションアイテムは階層構造を持つことができます。
これによってナビゲーションアイテムは「学校」「経費入力」…などのグループに分類されます。
学部の情報や児童生徒の所属情報を変更したり、児童生徒の並び順設定を変更すると、ナビゲーションの構成(ナビゲーションアイテムのキャプションや並び順)が一時的に崩れることがあります。
その場合には就学奨励費ソフトウェアを再起動して下さい。
ビュー
ナビゲーションアイテムをクリックしたとき、対応する内容が表示される「画面右側の領域」または「表示される画面」を『ビュー』と呼びます。
「表示される画面」という意味でのビューには「ディテールビュー(詳細画面)」と「リストビュー(一覧画面)」の2種類があります。
ディテールビュー(詳細画面)
一件のデータの詳細を編集するビューです。
リストビューの行をダブルクリックしたり「新規」ボタンや「編集」ボタンをクリックすると表示されます。
入力欄ラベルにアスタリスク(*)がついている項目は必須入力です。
リストビュー(一覧画面)
データを一覧表形式で表示します。
列見出しにマウスカーソルを重ねると、その列のヒントが表示されます。
行をダブルクリックすると、その行の詳細画面が表示されます。
あるデータが複数のデータを所有するとき、そのデータの詳細画面に『そのデータが所有するデータを表示するためのリストビュー』が表示されることがあります。
例えば「学校」の詳細画面には「学部」のリストビューが表示されます。
行の選択
行の先頭のチェックボックス(上図 A)をクリックしてチェックを入れると、その行を「選択」することができます。
列見出し先頭のチェックボックス(下図 B)をクリックしてチェックを入れると、すべての行を「選択」することができます。
以下のボタンは、選択された行を対象に処理を行います。
ボタン | 実施される処理 |
---|---|
削除ボタン |
選択された(複数の)行を削除します。 |
帳票出力ボタン |
選択された(複数の)行を対象に、帳票を出力します。 |
スキン設定
「表示」リボンタブから、就学奨励費ソフトウェアの配色デザインを変更することができます。
配色デザインのことを『スキン』と呼び、それぞれのスキンについてさらにプリセットされた「配色」が選べるがものがあります。
下図はスキン「The Bezier」、配色「High Contrast Black」を適用した例です。
スキンの変更
「表示」リボンタブ(下図1)をクリックし、「スキン」を選択します(下図2)。
選択したスキンに配色の選択肢がある場合、お好みの配色を選択します。(下図3)。
別のデータファイルを開くと、そのデータファイルに記録されている「スキン」と「配色」が適用されます。
スキンのリセット
就学奨励費ソフトウェアの配色デザインを初期状態に戻す場合は、既定のスキン「Office 2019 Colorful」、既定の配色「Default」を選択しなおしてください。