4. 使用経費入力
支給回に定めた期間内に保護者等が使用した経費の明細について、就学奨励費ソフトウェアに入力します。
行う事務処理
保護者等から受け取った「就学のために使用した経費の領収書」等を就学奨励費の対象になるものと対象にならないものに仕分けします。
支給対象となる領収書等について、その経費がどの項目(教科用図書購入費、学校給食費、…等。就学奨励費ソフトウェアでは「経費項目」と呼びます。)に相当するかを整理します。
経費項目ごとの支給額の計算ルールに基づいて経費項目ごとに支給額を計算し、その合算を保護者等に支給します。
ソフトウェアの操作
保護者等から受け取った「就学のために使用した経費の領収書」のうち、就学奨励費の支給対象となるものについてその内容を就学奨励費ソフトウェアに入力します。
経費入力の方法
画面左側のナビゲーショングループ「経費入力」から入力する経費の経費項目の分類を選び、さらに経費項目をクリックすると、その経費項目についての経費明細入力画面が表示されます。
経費入力の方法には、領収書等を1枚ずつ入力する方法(個別編集)と、学校、学部、組などの所属を指定して、その児童生徒に同じ内容の編集を行う方法等があります。
児童生徒によらず、学部や学年によってほぼ同じ内容となる「教科用図書購入費」や「学校給食費」などは一括編集が便利です。
経費明細の入力項目については画面ヘルプ「経費入力」をご覧ください。
経費入力の注意
保護者等から受け取った領収書の1枚につき1つ、経費明細を作成してください。
帰省費関連(「帰省費本人」、「帰省費付添中」、「帰省費付添のため」)
帰省関連の経費項目は『注目する1回の帰省が通算何度目の帰省なのか?』によって支給の割合が異なります。また支給できる帰省の回数に上限があります。
就学奨励費ソフトウェアへ帰省関連の経費を入力する場合は、「1回の帰省」につき1つ、経費明細を作成してください。
就学奨励費ソフトウェアは経費明細の「経費使用日時」をもとにそれら経費明細(帰省にかかった経費)の前後を把握し、通算の帰省回数をカウントします。
「帰省関連費 入力単位」設定が「片道」である場合は、帰省片道ごとに1つ、経費明細を作成してください。
「帰省関連費 入力単位」設定が「帰省1回」であるか、それとも「帰省片道」であるかについては、帰省関連費入力画面に表示されるヒントに読み取れます。
ICT機器購入費
高等部相当の生徒に対して入力されたICT機器購入費について、限度額超過分は「学用品・通学用品購入費」に自動的に計上されます。
ICT機器購入費の限度額超過分を「学用品・通学用品購入費」に自動的に計上する機能は、計算設定で有効・無効を切り替えることができます。
ICT機器購入費 限度額超過分の「学用品・通学用品購入費」への自動計上機能が動作しない場合は「支給額計算設定」を確認してください。
新入学児童・生徒 学用品・通学用品購入費
新入生が入学前に購入した学用品のうち、支給対象と認められる経費の明細については、その経費使用日を「今年度の4月のいずれかの日」に指定して入力してください。(4月支給分として支給されます。)
音声教材費
1科目につき1経費明細を作成してください。