区分決定後の区分変更
行う事務処理
支弁区分決定後、年度途中に世帯の経済状況が悪化した場合に、特例に基づいて年度途中に支弁区分を再決定し変更することができます。
収入額・需要額調書を再度作成し、これをもって都道府県教育委員会から再度支弁区分の決定を受けます。
※詳しい手続きについては都道府県教育委員会にお問い合わせください。
ソフトウェアの操作
ソフトウェアに年度途中の支弁区分の変更を反映させる方法は、以下の2通りがあります。
方法1) 児童生徒の世帯、世帯構成員の内容を「経済状況が悪化した後」のものに変更する。
方法2) 就学奨励費ソフトウェアの機能を用いず、変更後の支弁区分を算出し、ユーザーが直接、当該児童生徒の「状況履歴」を編集する。
就学奨励費ソフトウェアはユーザーによって変更された世帯・世帯構成員の内容を基に再度「経済状況が悪化した後」の支弁区分を求めます。
その結果、支弁区分の変更が生じる場合はソフトウェアが状況履歴一覧を編集します。
その後、収入額・需要額調書など支弁区分関連帳票を出力すると、その内容は「経済状況が悪化した後」の状態に基づいたものとなります。
児童生徒の世帯、世帯構成員の内容を「経済状況が悪化した後」に変更する
「経済状況が悪化した後」の状況を基に、当該児童生徒の情報、世帯の情報(住所や前年末住所)、世帯構成員の所得に関する情報(所得額や保険料控除)を編集してください。
変更のあった日時を指定する
上記の編集を終え、児童生徒の詳細画面の「保存」ボタン(または「保存して閉じる」ボタン)をクリックして保存すると、
支弁区分が変更されるとき、かつ当該児童生徒の「区分決定状況」が「決定済」(あるいは「仮決定」)となっている場合に、支弁区分の変更がいつ発生したか?を問う『変更の日を選択してください』ダイアログが表示されます。
「変更日を指定する」にチェックを入れ、就学奨励費ソフトウェア上で「経済状況が悪化した日」として扱う日を「変更日」に指定し、「OK」ボタンをクリックしてください。
当該児童生徒の「状況履歴」を確認する
上記の操作によって、当該児童生徒の「状況履歴」タブに、新たな状況履歴行が追加されます。
変更後の支弁区分を記録した状況履歴行が作成されていることを確認してください。
ユーザーは就学奨励費ソフトウェアの機能を用いることなく「経済状況が悪化した後」の支弁区分を算出します。
支弁区分の変更が生じる場合は、ユーザーが当該児童生徒の「状況履歴」を編集します。
収入額・需要額調書など支弁区分関連帳票の内容は、「経済状況が悪化する前」の状態に基づいたものとなります。
支弁区分が変わる児童生徒の詳細画面を開き、「状況履歴」タブ(上図1)から「新規」ボタン(上図2)をクリックすると、新しい状況履歴の編集画面が表示されます。
「更新日」に支弁区分が変更する(した)日を指定し(上図中3)、「支弁区分」に変更後の支弁区分をセットします(上図中4)。
「保存」ボタン(あるいは「保存して閉じる」ボタン)(上図5)をクリックして状況履歴の詳細画面を閉じ、「状況履歴」タブに新たな状況履歴が登録されていることを確認してください。
児童生徒の詳細画面の「保存」ボタン(あるいは「保存して閉じる」ボタン)(上図6)をクリックして変更内容を確定させます。
「更新日」が経過すると、児童生徒の「支弁区分」が変更されます。「経費使用日時」が「更新日」以降となっている経費明細については、変更後の支弁区分に基づいて支給額が計算されます。
参照